現在の愛車4 smart forfour (type453)

クルマ
smart forfour turbo

東日本大震災から約5年が経過した2016年、突然スマートフォーフォーがリアエンジン、リア駆動で発売されたことを知る。海外サイトで初めて見たときにはギョッとした顔も、フォーフォーで全長が伸びるとさほど気にならなくなり、俄然購入意欲が高まった。TVでは嵐の相葉君のCMが流れ始め、“メルセデス・ベンツ日本も随分奮発したな”と思ったことを覚えている。

ただし当初発売されたのは、998ccのNAエンジンを搭載したパッションとプライムの2グレードのみ。NAの71馬力ではさすがに非力かなあと思い、発売を噂されていたターボを待つこととした。

そしてときは2017年の初夏、いよいよ購買意欲がピークを迎えました。と言うのも実は兄弟車であるルノートゥインゴインテンスが発表されたから。理由は簡単、安かった。897ccターボエンジン車で189万円。スマートフォーフォーターボは、256万円。67万円の差はデカい。なんならトゥインゴは、国産車よりもお値打ち感があった。

6ATのスズキスイフトスポーツベースグレードが、190万6200円(2017年9月時点)。日産マーチニスモSが、184万2480円(2016年1月時点)。2WDのマツダデミオ13SツーリングLパッケージも176万400円(2017年4月時点)。もちろんクルマの性格や装備が完全に一致するわけではないが、トゥインゴの安さが際立つ。というか、国産車が高くなっていたことに驚いた。極めつけは、ホンダS660。スポーツカーとは言え、二人しか乗れない軽自動車に200万円を大きく超えた値付けをしたホンダにびっくり。ナビやらオプションを奢ったら込み込み300万円の軽自動車の世界は、当時も今も私には理解できない。

で、早速ディーラーに赴いた。試乗車に乗る。スマートは高いが、NA998ccのDCTモデルもあったので、念のため乗った。20分程度のしかも街中での試乗。さらに営業マンが助手席にいるためにそれほど飛ばせず試乗終了。ただし以下のことははっきりと確認できた。

・大変骨太なシャシー/サスペンションを持っていること

・ソフトではないが快適な乗り心地

・ダイレクトなフィーリングを持つツインクラッチのDCT

・座り心地に欧州を感じさせるシート。特にスマートの革シートはハイグレード

トゥインゴ、スマートの違いは多少トゥインゴの方がソフトな感じもしたが、誤差の範囲というか、気のせいのレベルだと結論づけ、次のクルマは予定通りトゥインゴに決定。ディーラーに行きました。ところが・・・。

外車あるあるですかね。国産車じゃまあ無いことだと思いますが、在庫が無かったというオチでした。

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